ソイプロテインはダイエットに向いている?

【大豆って意外と高カロリー?】

体に良いイメージがある大豆製品ですが、食べすぎると太る原因になることもあります。

大豆自体は、100gあたり176kcal。

ちょっとカロリーは高めですが、糖質が低いのでダイエット中にも安心して食べることのできる食材のひとつです。代表的な大豆製品として豆腐が挙げられますが、豆腐だと100gあたり56kcalが目安になります。

とはいえ、低カロリーの豆腐でも、カロリーが低いからといってたくさん食べても大丈夫というものではありません。200g、300gと、多く摂れば、その分摂取カロリーが高くなります。

また、たくさん食べると、カロリーだけでなく、たんぱく質や脂質の摂取量も増えるので、結果として太る原因になるでしょう。

ダイエット食材としても使われることの多い大豆や、豆腐などの大豆製品ですが、食べすぎは禁物です。納豆なら1パック(40g)程度、豆腐なら1日に100~150g程度に抑えるようにしましょう。

【大豆の栄養素は?】

大豆には、タンパク質、カルシウム・マグネシウム・亜鉛・マンガン・銅などのミネラル、ビタミンB1・B2・K・Eなどのビタミン類、食物繊維が豊富に含まれています。

栄養素が豊富な大豆ですが、中でも注目なのはタンパク質です。植物性タンパク質の中で、大豆タンパク質は最も動物性タンパク質に近いといわれています。肉に匹敵するほどのタンパク質を豊富に含んでいるため、大豆は「畑の肉」とも呼ばれているのです。

タンパク質は、わたしたちの皮膚や髪、臓器や血液をつくる上で欠かせない栄養素。不足すると、肌荒れや体調不良の原因となります。ダイエット中は不足しやすいので、意識的に摂りたい栄養素です。

大豆には、糖質が少ないという特徴もあります。糖質が少ないので、糖質制限ダイエットに向いているといえるでしょう。

【ソイプロテインもオススメ!】

ソイプロテインとは、大豆を原料にした植物性のプロテインのことです。大豆に含まれている油脂などを取り除き、残ったタンパク質を粉末状に加工します。加工した大豆のタンパク質にビタミンやミネラルを配合したものが多く、さまざまなメーカーから独自のソイプロテインが販売されています。

【ソイプロテインは満足感がある】

大豆タンパク質はゆっくりと体に吸収されていくといわれており、ソイプロテインを飲むと腹持ちが良いと感じる人もいるかと思います。食事量をコントロールする必要がある減量期間中には、お腹が空くことがストレスとなり、継続することが難しくなってしまうかもしれません。ソイプロテインは、必要なタンパク質を補給でき、満足感が続くため、減量期間中にもおすすめです。

さらに、含まれている脂質が牛乳のタンパク質を原料にするプロテインよりも抑えられており、脂質摂取量が気になる方にもおすすめです。

【牛乳などでお腹を下しやすい人にも良い】

牛乳のタンパク質を原料にしているホエイとカゼインのプロテインには乳糖が含まれています。

牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなる人がいますが、これは牛乳に含まれている乳糖が原因といわれており、乳糖を分解する酵素を持っていないためといわれています。こういった症状がある人は、「乳糖不耐症」の可能性が高いと思われます。

時間やタイミングなどの都合で、十分な栄養摂取ができない場合には、食事から大豆製品を摂取するのと同じように、食事バランスを考慮しながらソイプロテインを活用してみてはいかがでしょうか。

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