ダイエット中のお肉はNG?

ダイエット中に肉を食べるポイントは、太る元となる脂肪の少ない部位を選ぶこと。同じ重さの牛肉でも、ヒレとバラではヒレのほうがタンパク質は多く脂肪が少ないため、カロリーも低くなります。

そして、単純にカロリーだけで比較するのではなく、栄養成分にも注目を。例えば、ダイエット中のタンパク源として定番の鶏ササミは、牛肉や豚肉に比べ鉄分やビタミンB群が少ないため、貧血予防を考えるなら牛肉や豚もも肉がベター

脂身の少ない部位を選ぶか、脂身を取り除くことでカロリーダウンさせましょう。油を使った調理よりも、蒸す、網焼き、茹でるといった調理法にすれば、よりヘルシーに食べることができます。

◆お肉は栄養満点!

肉のタンパク質には人間が体内で作ることのできない「必須アミノ酸」がバランス良く存在しており、体に必要な栄養素が他にもたくさん含まれています。

たとえば牛肉なら、鉄分や体脂肪を燃焼させる効果で知られるL-カルニチン、鶏肉はヘルシーミートの代表で、高タンパクでしかも消化吸収されやすいというのが特徴。豚肉には、疲労回復や代謝に必要なビタミンB群が含まれています。

肉の基本成分は動物性タンパク質と動物性脂肪。タンパク質やその他の栄養素を摂りながら脂肪をできるだけ抑えることが、ダイエットにも健康においても肝となります。脂肪を過剰に摂取することなく肉を食べるには、どの部位を選ぶべきか知ることが大切!

◆タンパク質が不足するとやせにくくなることも

メリハリのある美しいボディラインを手に入れるためには、筋肉の材料となるタンパク質をきちんと摂る必要があります。タンパク質が不足すると、筋肉が落ち、体の基礎代謝が減るため、やせにくく太りやすい体質になってしまうことも。

◆調理する際には気を付けよう!

油を多用するレシピは避けること。調理に大量の油を使ってしまうと、せっかくお肉の部位を選び、脂質を避けている意味がなくなってしまいます。さらに、肉と合わせて食べることで消化をサポートしてくれる薬味や、肉では摂れない栄養を豊富に含む野菜を一緒に摂ることを意識してみましょう。

例えば、肉で摂ったタンパク質やアミノ酸を消化する際、サポート役になってくれる消化酵素(アミラーゼ)を含むのが、わさびです。牛肉の赤身を焼き、ワサビ醤油などでいただくと、肉のタンパク質を上手に吸収する手助けをしてくれます。

また、肉のビタミンB1と結合しやすいアリシンという成分を豊富に含むにんにくを肉の味付けに使えば、身体全体の代謝率アップが期待できるでしょう。さらに、食物繊維やアリシン、カリウムなどを摂取しやすいニラ、オキシダーゼという消化成分を含む大根などを肉料理に活用してみるのもおすすめです。

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