極端な糖質制限は筋肉を減らしてしまう?

 

短期間ですぐにダイエット効果を出したい!と思う多くの方が「糖質制限ダイエット」を耳にしたことがあるかと思います。

 

結論から申しますと、極端な糖質制限は筋肉量が落ちます…。

 

筋肉量が落ちるデメリットがあまり想像できない方にわかりやすく説明しますと、

 

・理想のボディラインで無くなる

・リバウンドのリスクが激増

 

などが挙げられてしまいます。ではなぜ極端な糖質制限が良くないのでしょうか。

 

まず糖質は筋肉にとってどのような効果をもたらしていたのか説明します。

 

筋肉とは本来、糖質を使って筋肉を代謝させています。わかりやすく言うと筋肉にとって糖質とはエネルギー源、車で言うところのガソリンのような物です。

 

糖質は筋肉に取り込まれると筋グリコーゲンとなり筋肉の中に蓄えられます。しかし筋グリコーゲンが少なくなるとAMP活性化キナーゼという酵素が活性化します。

そしてこの酵素活性化すると筋肉を作るためのタンパク質の合成が止まってしまいます。

 

それだけでなく、速筋のような太い筋肉は消費カロリーが大きいため、持久系の筋肉を発達させようと切り替わり、さらに基礎代謝が落ちてしまう原因を生みます。

 

もしそこにカロリー不足も加えられれば筋肉の分解も加わりますます状況は悪化してしまいます…。

 

短期間での糖質制限がもたらすデメリットの多くをご理解頂けたでしょうか?

摂取カロリーを調整することはダイエットでは必須ですが、糖質の役割や適切な摂取カロリーをしっかりと理解し、無理のないダイエットで確かな効果を目指して頑張りましょう!

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