ダイエットというと「カロリーを減らす」「脂肪を落とす」といったイメージが強く、「脂質=太るもの」と思っていませんか?確かに脂質は1gあたり9kcalと高カロリーですが、実は私たちの体にとって欠かせない栄養素でもあります。

今回は、ダイエット中の脂質の役割や摂取のコツ、避けたい脂質などについてわかりやすく解説していきます。

脂質の基本的な役割

脂質は、三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)のひとつで、私たちの体にとって重要な役割を担っています。

このように、脂質は単なる「太る元」ではなく、健康な体を保つために必要不可欠な栄養素です。

ダイエット中の脂質はどうする?

では、ダイエット中は脂質をどう扱えば良いのでしょうか?ポイントは「質」と「量」のバランスです。

1. 摂取量の目安

一般的に、脂質の摂取量は**総摂取カロリーの20〜30%**が理想とされています。例えば、1日の摂取カロリーを1500kcalに設定している場合、脂質から摂るべきカロリーは300〜450kcal。これをグラムに換算すると約33〜50gになります(脂質は1g=9kcal)。

2. 良質な脂を選ぶ

脂質には「良い脂」と「悪い脂」があります。

◎摂るべき脂質(良質な脂):

△控えたい脂質(避けたい脂):

ダイエット中に脂質を上手に取り入れるコツ

  1. 「抜く」のではなく「選ぶ」
    脂質を完全にカットしてしまうと、ホルモンバランスが崩れたり、肌や髪の乾燥、便秘などの不調が出やすくなります。質の良い脂質を「適量」摂ることが大切です。

  2. 調理方法を工夫する
    揚げ物よりも「蒸す」「茹でる」「焼く」などの調理法を選び、調理油もできるだけオリーブオイルやごま油などの良質なものを使いましょう。

  3. ナッツやアボカドを活用
    おやつやサラダにナッツやアボカドを加えると、手軽に良質な脂質が摂取できます。ただし食べ過ぎはカロリーオーバーになるので注意。

 

まとめ:脂質=悪者ではない!

ダイエット中だからといって、脂質を極端に避けるのはNG。脂質は私たちの体にとって欠かせない存在であり、「どんな脂を、どれだけ摂るか」がカギになります。

脂質を味方につけて、健康的に無理なくダイエットを続けていきましょう!

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