野菜は野菜ジュースに頼らずしっかり食べよう!

野菜と一般的な野菜ジュースの違いはビタミンや食物繊維、酵素などが輸入の際の工程や製造工程の中で失われているというもの。

野菜には本来ビタミンやミネラル、食物繊維や酵素などが含まれますが、野菜ジュースの場合は飲みやすさに配慮する形で原料を濾したり、絞るなど口当たりが良くなるように調整されています。そこから美味しく飲めるように果汁やブドウ糖などの糖類を加えて味を整えるのが一般的です。

そうなると野菜の健康に有用だとされるビタミンは濃縮時やミキサーでの粉砕による熱などで分解され、不溶性食物繊維は絞って濾す(こす)といった工程で廃棄されるため、野菜と同等の栄養や成分が含まれているとは言えない状態になっています。

【飲みすぎると糖質やカロリーの摂りすぎになる?】

市販の野菜ジュースには飲みやすくするために果汁を追加しているケースもあります。

糖質といっても野菜ジュースに含まれる糖質は炭水化物から食物繊維を除いた原材料に含まれる糖質です。他にもショ糖・ブドウ糖・果糖などの甘みのあるものがありますが、これらは糖類に分類されます。

野菜にも元々含まれる糖質がありますので、これだけで糖質が含まれるから不健康!ということではありませんが、注意したいのが果汁に含まれる果糖が使用されているケースです。

この場合も通常の砂糖やブドウ糖よりも血糖値の上昇は緩やかですが、飲みすぎることは野菜を同じ量食べているのとは別となりますので注意したいところです。

糖質(炭水化物から食物繊維を除いた成分)量で比較すると

ごはん茶碗1杯150gあたりの糖質量:約53g
一般的な市販の野菜ジュース200mlの糖質量:約13g
となります。

【野菜を食べると糖尿病のリスクも下がる?】

食物繊維は固さがあるのでよく噛む必要があります。これによって脳が「食べ物を食べた」としっかり認識でき、満腹感が生まれます。さらに血糖値の上昇を緩やかにするため、糖尿病のリスクが下がり、将来的に健康維持・増進をすることができます。野菜ジュースは噛む必要がないので、手軽な反面、あまり満足感を得ることができませんし、血糖値などへの効果もあまり見込めません

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