ダイエット中食べてもいい脂質

●アボカド

アボカドに含まれる脂質のほとんどは不飽和脂肪酸という種類の脂質です。不飽和脂肪酸のひとつであるオレイン酸には悪玉コレステロール値を改善する効果が期待できます。

またアボカドには100gあたり3.3mgのビタミンEが含まれます。アボカドに豊富なビタミンEはその強い抗酸化作用で老化現象を抑える効果が期待できるといわれており、美容のためには摂っておきたい栄養素。そのほかにも便秘の予防・改善に役立つ食物繊維も含まれています。

アボカドはたしかに高カロリーであるものの、その美容効果から「食べる美容液」との別名も持つ食材です。きれいを目指す方にとっては、ダイエット中であっても上手に取り入れていきたい食材だといえるでしょう。

●ナッツ

ナッツには脂質が多く含まれていますが、その大半が不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸には、コレステロールを抑制したり、高血圧を予防したりする効果があります。

不飽和脂肪酸は、植物や魚類に多く含まれる脂質で、一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分けられます。

ナッツに含まれる主な一価不飽和脂肪酸は、オレイン酸です。オレイン酸は血中の悪玉コレステロールを減らし、動脈硬化を予防します。悪玉コレステロールが増えると、体内に脂肪が蓄積され、肥満を引き起こします。オレイン酸による悪玉コレステロールを減らす作用は、ダイエットにも効果的です。

また多価不飽和脂肪酸のうち、ナッツに多く含まれるのは、リノール酸やオメガ3脂肪酸です。一価不飽和脂肪酸と同様に悪玉コレステロールを減らすだけでなく、血圧を下げる効果もあります。

●魚

魚にはDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)という良質な脂質が含まれています。

DHAやEPAは体脂肪の燃焼を促進するといわれており、ダイエット中の食事にも推奨されています。

 

 

 

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